平松研究所

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『松本侑大の9%くらいの音楽の話』vol.4

ラジオ「火曜平松研究所」内『松本侑大の9%くらいの音楽の話』第4回でした。聞いていただいた皆様、ありがとうございます。「フォークソング」特集な今月の後編は、歌詞にフォーカスしてお届けしました。フォークソングには文学がある、と僕に話してくれた人がいます。今となっては想像することしかできませんが、熱い熱い風が吹き荒れていた時代に、誰かに届けるために言葉を紡いだ人たちの歌。本人が望んだ形で受け止められていたのか、今僕が受け止めているのかはわかりませんが、言葉の隙間に、あるいは言葉の向こう側に垣間見える時代や想いがあります。「なごり雪」で歌われた『君』「友よ」と呼びかけられた『友』「自衛隊に入ろう」の『みなさん』誰のことを歌っているんだろう、と考えるだけで何時間でも経ってしまいますね。今の時代には今の時代の言葉があって、ただその消費のスピードは速くなっていますし、特定の場所、例えばtwitterやInstagramでしか通じない言葉、というものが増えているように思います。とても簡単な言葉か、逆にとてもセンセーションな言葉しか世の中に届かなくなってしまっているような。そんな中でも面白い言葉を通いでいる方だなと思い、最後に”前野健太”さんの曲を紹介させて頂きました。東京的な、お洒落に繕うのではないブルージーな言葉が面白いんですよね。