『松本侑大の9%くらいの音楽の話』vol.8
『松本侑大の9%くらいの音楽の話』vol.8
ラジオ「火曜平松研究所」内
『松本侑大の9%くらいの音楽の話』第8回でした。
聞いていただいた皆様、ありがとうございます。
今回も引き続き「VTuberの音楽」をテーマにお届けしました。
前回よりもややマニアックな、それぞれのジャンルを突き進むVTuberさんをご紹介しました。
ポップにロックに、軽やかに世界を歌う”ぼっちぼろまる”
VRアイドルという新しいジャンルを開拓する”えのぐ”
ヴァーチャルな空間で敢えて言葉にフォーカスする”ミソシタ”
同じく、”渚乃奏”
王道エレクトロニカとラップとの絶妙なマリアージュ”somunia”
こうして並べてみると映像の温度感もそれぞれですね。
VTuberという新しい表現にどうアプローチするのが一番面白いのか。
様々な角度からのアプローチがあるのだなと発見のある2週でした。
リアルからの転用、というカラーが強いものがまだ多い印象はありますが、初音ミクの創世記のように”ならでは“の表現が出てくるのもそう遠くないようにも思います。
2019年はさらに、大きく広がっていくであろうジャンルなので、皆さんにもぜひ注目していただければ、と思っています。
* * * * * * * *
「今週の一曲」
コーナー内で紹介した曲をこちらにも。
HONNE - 『I Might ◑』
ロンドン発のエレクトロ・デュオ「HONNE」
ユニット名もそうですし、アートワークや歌詞の響きにも、各所に日本を感じさせるエッセンスがあるユニット。
そこから気になりだしたユニットなのですが、独特の生々しい質感にハマっています。
一般的にエレクトロ、と聞いて想像する音の空間とは違うところへのチャレンジがとても気持ちよく、またボーカルの声質ともとても合っています。
夜の深い時間に聴きたい曲ですね。
0コメント