『松本侑大の9%くらいの音楽の話』vol.16
遅くなりましたが昨日は、
ラジオ「火曜平松研究所」内
『松本侑大の9%くらいの音楽の話』第16回でした。
聞いていただいた皆様、ありがとうございます。
前回に引き続き「シティポップとはなんぞや?」
というテーマで、90年代〜現在へと辿りながらお届けしました。
前回も触れたように、いくつかのジャンルをミックスしている、ということが、シティポップ感に繋がっている部分は大きいように思います。
前半で紹介した「渋谷系」であれば、フレンチポップスやソウルの影響を。
そして「ネオ・シティポップ」ではジャズやミニマル、あるいは逆説的に歌謡曲のエッセンスであったり。
今やサブスクリプションで多種多様な音楽と限りなく簡単に接触できる時代です。
その意味で「シティポップ的」な新しい音楽がどんどん生まれてくる素地はできている、と言えるのかもしれませんね。
とはいえあまりに多様化しすぎた音楽ジャンルを言葉で定義していくこともまた、難しくなってきているのも確かですが。
今回のOA曲。
Pizzicato Five - 『七時のニュース』
Flipper's Guitar - 『COFFEE-MILK CRAZY』
ORIGINAL LOVE - 『DEEP FRENCH KISS』
キンモクセイ - 『さらば』
KIRINJI - 『グッデイ・グッバイ』
NONA REEVES - 『ガリレオ・ガール』
tofubeats - 『水星 feat,オノマトペ大臣』
エレクトロ・ミュージックはシティポップにカテゴライズされるんでしょうかね。
シティポップは音楽のジャンルですが、"エレクトロミュージック"はスタイルの一種なので、両立する気はするのですが、、、どうなんでしょう。
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「今週の一曲」
コーナー内で紹介した曲をこちらにも。
Avril Lavigne - 『Tell Me It's Over』
Avrilの新譜に収録された楽曲、先行シングルとしても発表されていました。
相当、ソウルです。
切ない歌詞をこれでもかと歌い上げるのは、ある種ソウルのお約束ではありますが、それにしても彼女の声・彼女のパワーでそれをやられるといかにも、参った、と言わされてしまう熱があります。
Spotifyの新譜を集めたプレイリストにこの曲が登場した時は「やられた!」と思わされましたね。
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